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どうしてもチェロが弾きたくなってネットオークションで超激安チェロを買いました。
チェロのある生活
チェロ購入から一週間になろうとしていますが、まだまだ熱は冷めません(笑)。
今週は毎日休まずに、ちゃんと練習しましたよ~。
仕事から帰ってチェロを弾くのが楽しみで楽しみで
練習テーマ:弓の持ち方
現在のテーマは「弓の持ち方」。
入門DVDやチェロ教則本にネット情報などなど、弓の持ち方については解説がいろいろあります。しかし実際にやってみるとこれがむずかしい。なんと言うかどの解説を読んでみても「むふむふむなるほど」とは思ってみるものの、同じように持つことができない。なんとなく似たような持ち方ができたんじゃないかということで弦をなでてみても、どういうわけか親指と人差し指の間がピリピリ痛くなってくる。
親指が痛てーっ!
弾き初めてしばらくの間は弓がプルプルしながらもなんとかなっているんですが、5分もしてくると
あーっ!親指痛てーっ!
ってなるんですよ。現在は見事に筋肉痛です。親指と人差し指の間の筋肉がパンパンに張って筋肉痛・・・こんな経験したことあります?
弦楽器専門店に行ってみた
前回の記事で「勇気を出して弦楽器専門店へ行って・・・」という話をしましたが、さっそく行って参りました、弦楽器専門店!。
ネットで調べてみると意外にも沢山のお店があるということがわかりました。大手楽器チェーンの専用店舗もありますが、マンションの一画で工房と店舗を兼ねたような個人商店的なお店も沢山ありますね。
こういうお店はかなり入りにくい雰囲気ですが、怖いもの見たさでそういうお店にも何件か行ってみました。どのお店にもン十万、ン百万の楽器が所狭しを並んでいて、それよりも厳重に展示されている1千万越えバイオリンなんかがあるんですよ。すごいです。
さすがの私も全てのお店で「3万円で買ったチェロの調整をお願いできますか?」と訊くことはできませんでしたが、一応情報収集はしてきました。
3万円で買ったチェロの調整をお願いできますか?
大手チェーンの弦楽器専門店では、魂柱、駒、糸枕、糸巻きの調整にそれぞれ定価が設けてあって練習用として十分使えるようにするというところでざっと15,000円程度という回答でした。
工房のようなお店で同じ質問をしてみたところ、やはり楽器の状態を見てみないと答えようがないとのことで「楽器によってはある程度の価格のちゃんとした楽器に買い換えてもらったほうが結果的に安上がりかもしれませんね」と言われてしまいました。間違いなく調整代のほうが楽器よりも高くなりそうです。まぁ予想通りです。
便利なチェログッズ
さて、チェロ本体に続いて便利なチェログッズを購入しました。練習用ミュートとクリップタイプのチューナです。これは楽器屋さんの街、お茶の水で買いました。
チェロという楽器は、たとえ全く演奏の心得がなくとも結構簡単にかなり大きな音を出すことができます。しかし当然ですがこの音の大きさは問題になります。
仕事を終えて帰宅後、となると夜中に家で練習することになってしまうわけですが、防音室でもないかぎり音の大きさばかりが気になってしまいチューニングすらはばかられる状態です。
そこで駒に取り付けて振動を抑制する消音器が活躍します。活躍するといいましたが、実はこのミュートを付けても音が聞こえなくなるということはありません。イメージとしては「半減する」という感じです。正直まだまだ音は大きいですが付けないよりはぜんぜんマシです。
チューナは携帯サイズのクロマチックチューナを持っていたのですが、クリップ式というところに引かれて(それと思ったより値段が安かったので)衝動買いしてしまいました。でもとても重宝しています。これからチェロ購入を検討されている方は楽器と一緒に消音器とチューナを揃えることをオススメします。
にわかにチェロ・ブーム
会社の同僚に「チェロ買った」と自慢をしたら、なんとその人も早速ネット注文してチェロを買ってしまいました。しかも黒チェロ!楽器としては自分の買ったHC-700とまったく同じもので塗装の色違いというものでした。
ちょっとあやしいけど… ちょっと羨ましい
「ちょっと怪しいんじゃない?」と思いつつも、今日届いたとの知らせを受けて実物を見せてもらいに行ってきました。いやいや、なかなかいい感じでしたよ。
値段は4万近くて若干高めですが、案外“黒塗り”というのも違和感はなかったです。なんというかグランドピアノみたいな印象でした。強いて言うなら駒が白木のままなのが残念。でも「3万のチェロなんて邪道だと言うのなら、いっそこんなふうにしてやるわ!」みたいな気合いが感じられて、個人的には好きです。はい。