ZOOM Q2N-4K 実用レビュー チェロのレッスンで比較!使い方解説

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ZOOM Q2n-4kハンディビデオレコーダーを買いました!

この製品を実際に使って撮影した動画をYouTubeにアップしたので是非ご覧くださいね!

前々からこの製品の前モデル『Q2n』は知ってて魅力を感じていたのですが、最近アクションカメラや中華ビデオカメラなどを使ってみて「やっぱりこういうのが欲しいな」ということで購入に至りました。

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録音に特化したデザイン

かなり思い切ったデザインのビデオカメラです(笑)

見た目は漫才のスタンドマイクを思わせる形状。そこに無理やりカメラレンズをくっつけたようなスタイルで、なんとも不思議な存在感があります。

ビデオカメラというよりも『カメラ付きマイク』といった印象ですよね。

パパ
パパ

「俺は録音機だからな!ヨロシク」って感じがいいよねぇ

見るからに録音機能が充実してそうです

まずは外側から見える部分を紹介します。

マイクはXYステレオマイクを内蔵。「自然な奥行きと広がりをもった立体的なサウンドで録音できる」んだそうです。

実際にチェロとピアノの演奏を撮影してみました。確かに音が気持ちよく“生っぽい”録音ができました。ヘッドフォンで音量を抑えめにして聞いていると「あれ?今の音は録音?なま音?」と、聞きまごう程です。

カメラのレンズは明るさ F 2.8 、広角 150°のワイドレンズと書いてあります。

こちらは底面から見た写真。中央に1/4インチネジが空いていて三脚マイクスタンドに付けることができます。

左側面には、録音感度の調整ボリューム、USB端子(データ通信・電源)と映像出力(マイクロHDMI)があります。

右側面には、ヘッドフォン端子と音量調節ボタン、それから外部マイクなどが接続できる外部入力端子も付いています。

パパ
パパ

録音感度のボリューム物理的に付いているのは嬉しいです。

操作画面も録音に特化しています

液晶画面の様子も見てみます。

パパ
パパ

おいおい!
液晶がちいさくね?
っていうかカメラの映像が小さすぎじゃねーの?!

まずはじめに『液晶が小さい』です。1.77インチ フルカラーLCD(160×128ピクセル)だそうです。ガラケーを思い出します(笑)

そしてさらにカメラ映像がさらに小さいんです!!アクションカメラの比じゃないです。液晶の視野角もかなりヤバい感じでちょっと斜めからみると何が写っているのかわかりません(爆笑)

しかし、録音機能についての表示はすばらしいの一言です。

まず目に入るのはレベルメーター。周囲の音を感知して敏感に動きます。『音声バッチリ拾ってますよー!』という自己主張を感じます。

さらに録音系の設定が右側に集中していてローカットフィルター、サンプリングレート、ゲイン設定にそれぞれ個別に物理的なボタンが付いています。

パパ
パパ

これってすごくないですか?普通ビデオ録画するときにサンプリングレートやローカットフィルタの設定をワンボタンで変更したいなぁ…って思わないでしょ?
だいたいは“カメラ設定メニュー”とかの下の方にあって、初期設定のまま使い続けるような音周りの設定なのに、トップ画面の右側に物理ボタン付きで配置されているって…。
トップ画面の右側って言ったら大御所の主役が座るポジションですからね!

カメラ画面の小ささはともかく、各機能に対応したボタンが独立しているのでめちゃくちゃ使いやすいです

残念な点は、マイクの感度がたいへん良いので、ボタン操作のタップ音がバッチリ録音されます。こればっかりは仕方ありません。設定は録画を始める前に済ませておきましょう。

ちなみに録画中はサンプリングレートとゲイン設定は変更できません(ローカットフィルターは変更可能)。

録音設定がとてもしやすいが、ボタン操作のタップ音が録音されてしまうので設定は録画前にしましょう!

録画機能も程よくスマート!

録音機能への執着を感じるこのQ2n-4Kハンディビデオレコーダーですが、録画機能も程よく仕上がっています。

パパ
パパ

録画機能もなかなか「いいとこ突いてる」印象です!

視野角の設定がいい感じ

視野角を変えて録画した画像を重ねてみました。こうしてみると、だいたい縦横50%程度までのズームを均等にこなしている感じです。

視野角の設定は5段階。もっとも視野角が広い「WIDE」は広角というよりは歪み補正なしの“魚眼レンズ”に近い感じ。なんとなく全体に丸くゆがんでいます。

2段階〜5段階(TELE)は歪みが補正されていて壁も柱も直線に見えます。

1万円前後のアクションカメラなどは広角レンズであることはよく宣伝していますが、視野角が変えられる場合でもここまで大きなズーム機能は無いように思います。うちのTENKERも視野角「狭い」にしてもこのQ2n-4kでいう「0」程度です。

最近、アクションカメラでの撮影中に「もっと寄りの画が欲しい」というシーンが多かったので「いいとこ突いてくるね!」と思いましたね(笑)

ただし録画中でも視野角の変更は可能ですが、かなり大きな音でボタン操作のクリック音が「カチッ!」と録音されてしまうので、録画中の操作には注意しましょう。

シーン設定は今後の研究対象

このQ2n-4Kには「シーン」という機能があります。要するに色調設定といったところです。こちらに並べているのは全12のシーン設定で撮影した画像なんですが、これを見てみると「シーン名のイメージがちょっとよくわからない」部分がありますね。

設定 説明
AUTO 撮影状況に応じた設定を行います。
OUTDOOR 屋外での撮影に最適な設定を行います。
SUNSET 日没のシーンに最適な設定を行います。
NIGHT 夜間や暗いシーンに適した調整を行います
CONCERT LIGHT 明るく、変化が激しいコンサート照明に適した設定を行います。
JAZZ CLUB ジャズクラブなどに適した設定を行います。
DANCE CLUB 照明の変化が激しいダンスクラブなどに適した設定を行います。
MONOCHROME 白黒フィルムで撮影したような加工を行います。
SEPIA セピア調の加工を行います。
FILM フィルムで撮影したような加工を行います。
X-PROCESS クロスプロセス風の加工を行います。
FLAT 後処理で他カメラとのカラーマッチングを行う場合に適した設定です。

モノクロやセピアはまあいいんですが「ジャズクラブ」とか「ダンスクラブ」ってよくわかりませんよね。

おそらくコントラスト色調補正がプリセットされているものと思われます。ホワイトバランスなどもシーンであらかじめ設定されているんでしょう。

文面通りにそれぞれの利用シーンに近いものから選ぶというより「どんな画が欲しいか」を想像してシーンを選ぶのが良さそうですね。それぞれどんな特性になっているかは今後、じっくり見極めていきたいと思います。

本体だけでは画像の確認は困難です

液晶画面がすごく小さく、さらにカメラ画像の表示サイズはぎゅっと小さく縮小されているので『モニター画面を見ながら色調整』などという高度な画像の調整はほぼできません

このQ2n-4kの液晶は1.77インチ160×128ピクセルです。写真から計算するとカメラ画像の表示は110×62ピクセルほどでした。もはや全面モザイクです。

いま何が写っているか?はかろうじて分かります(笑)が、本体液晶で細かい調整は無理です。どうしても調整したい場合は、事前にテスト撮影してパソコンやスマホにデータを移して観ることをお勧めします。

もしHDMIに対応したカメラ用モニターなどがあれば、録画中でもリアルタイムでHDMIの映像が出力されているので間違い無いと思います。

パパ
パパ

自撮りの時も、アングルの調整が難しいのでこういうモニターひとつ欲しいなぁ…

画質はイマイチ…かな。

視野角の調整幅がおおきくズームアップできるのはとてもいい機能なのですが、画質はイマイチです。

こちらは視野角を最小の「TELE」にしたときの画面の一部です。なんというかザラザラした画像になっています。

当然ですがいわゆるデジタルズームですから、画像センサーで撮ったイメージを引き伸ばして保存しているだけで、拡大すればするほど画像は荒れてきます。こればっかりはどうしようも無いですね。

強いて対策を挙げるとすれば、できるだけ広角(WIDEは歪むので2つめの[・]あたりで)に設定しておいて、被写体が好みの大きさで写せる距離まで近づいて撮影すればベストな画質が得られます。

パパ
パパ

このカメラで撮影するなら、画質にはあまりこだわらず…ですね。
製品のコンセプトは明快なので「良い音で動画を残す」という意味でニーズに合った程よい設定なのではないでしょうかね。

動画のデータはかなり大きくなるので注意

取説の仕様によれば、動画のフォーマット「MPEG-4 AVC/H.264(MOV)」とのことです。

MOVフォーマットといえばApple社のMacでつかうQuickTimeムービーのフォーマットですね。

我が家の環境はスマホはiPhone、パソコンはMacなので何も問題なく扱うことができていますが、WindowsやAndroidを使っている方は注意しておいたほうがいいですね。再生できる方法はいろいろあるようなのでなんとでもなると思いますが…。

実験:空っぽの8GBのSDカードを挿してみる

例えばウチにあるTENKERアクションカメラはMP4フォーマットです。音質画質もちがうので単純に比べるのもどうかと思いますが…比べます。

Q2n-4KとTENKERに、空っぽの8GBのマイクロSDを挿して録画可能時間の表示をチェックしてみました。

結果はご覧の通り。ふたつとも1080-30fpsの設定ですが、Q2n-4Kは41分TENKERは1時間5分という結果でした。

同様に4K-24fpsの場合は、Q2n-4Kは13分TENKERは41分でした。こちらは大きく差が開きました。

パパ
パパ

音楽を撮影する場合、いちどの撮影が長くなる場合が多いですね。かたやアクションカメラを使った撮影はそんなに長時間にならない場合が多いかもしれません。こりゃ対策を講じなければ…

大容量のSDカードも買っちゃいました

Q2n-4kの取説によれば「記録メディア microSD / microSDHC / microSDXC (最大 256 GB)」とあります。そこでこれも買っちゃいました。

取説に「Class10以上のmicroSDカードをご使用ください。 4K画質で撮影するときはUHSスピードクラス3以上のmicroSDカードをご使用ください。」という但し書きもあり、こちらを選びました。

パパ
パパ

なんか安っぽいデザインとか、Amazonのレビューの評価はイマイチなんですが、なんせ安いので買ってみたら、いまのところ問題なく使えています。よかった。

さらに取説では「microSDHCカードで長時間録画すると録画ファイルは 4GB で分割されます。microSDXCカードを使用することでファイルサイズが 4GB を超えても1つのファイルに記録されます。」とのこと。

256GBのSDカードを挿すと、4K-30fpsで記録可能時間が6.5時間ほどになっています。ということは1時間ほどの録画をすると1ファイルが40GBくらいになる計算になります。で、でかっ!

あまり欲張って4Kで長時間の録画をしてしまうと、後でコピーしたり編集するのに苦労することになるので、ここは注意して使った方が良さそうですね。

まとめ

これ、気に入りました!

チェロはもちろん、バイオリンやピアノといったクラシック系の弦楽器やピアノのレッスン、練習にはうってつけのカメラです。

ほかにこういう製品ってほんとうに少ないんですよ。ボイスレコーダーに動画機能がついているような製品ってもっとあってもいいんじゃないかと思うんだけど、ぜんぜん無いんです。

パッと設置できて、ボタンひとつで録画できて、話した内容や演奏の様子がしっかり撮れるというのは素晴らしいですよ、本当に。

しっかり映像を撮りたいのならやっぱりビデオカメラがいいですよ。ソニーとかパナソニックとかJVCとかね。音だってかなりいい音で撮れますからね。

でもこんなカメラ…じゃなくてビデオレコーダー(笑)って面白いし「どうやって使ってやろうか」てわくわくしちゃいますよ。

では最後に、またまた取説から仕様の一覧を掲載しておきますね。

仕様

撮影素子 1/2.3″ 16 M ピクセル CMOS センサー
レンズ F 2.8、150° FOV
動画フォーマット MPEG-4 AVC/H.264(MOV)
動画解像度 4K/30 p、25 p、24 p
1080/60 p、50 p、30 p、25 p、24 p
720/30 p、25 p
音声フォーマット 音声フォーマット WAV 96 kHz/24-bit、48 kHz/24-bit、44.1 kHz/16-bit
音声機能 ・ LO CUT:OFF、80 Hz、120 Hz、160 Hz
・ AUTO GAIN:OFF / CONCERT / SOLO / MEETING
・ DELAY:0.0F、0.5F … 10.0 F(WEB カメラ時のみ)
・ DIRECT MONITOR ON / OFF(USB マイク時のみ)
映像機能 ・ FOV : WIDE・0 • TELE (5 段階 ) 
・ SCENE:AUTO / OUTDOOR / SUNSET / NIGHT / CONCERT LIGHT / JAZZ CLUB / DANCE CLUB / MONOCHROME / SEPIA / FILM / X-PROCESS / FLAT
ディスプレイ 1.77″ フルカラー LCD (160 x 128 dot)
オーディオ入力 <Mic>
120°固定 XY ステレオマイク
最大音圧:120 dBSPL
入力ゲイン:- ∞ ~ +39 dB
<Line>
入力端子:ステレオミニジャック(プラグインパワー対応)
入力ゲイン:- ∞ ~ +39 dB
入力インピーダンス:2 k Ω以上 
プラグインパワー対応(2.5 V)
出力端子 ヘッドフォン/ライン兼用ステレオミニジャック
HDMI micro Type D
内蔵スピーカー 300 mW 8 Ω Mono Speaker
記録メディア microSD / microSDHC / microSDXC (最大 256 GB)
USB microUSB
< WEB カメラ>
Class : UVC 1.0 + UAC 1.0
仕様:ビデオ WVGA、720 p
オーディオ 48 kHz/16-bit
<カードリーダー>
Class:USB Mass Storage Class
< USB マイク> 
Class: UAC 1.0
仕様:44.1 kHz /16-bit
※カードリーダーと USB マイクは iOS デバイスに対応
電源 単三電池× 2 : アルカリ乾電池 LR6(1.5 V)、ニッケル水素蓄電池 HR6(1.2 V)、リチウム乾 電池 FR6(1.5 V) AC アダプター(ZOOM AD-17):DC 5 V/1 A ※ USB バスパワー対応
外形寸法 本体(最大外形) 58.7 mm(D)× 68.5 mm(W)× 83.0 mm(H)
質量(本体のみ) 124 g
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