【50アニ】機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015〜2018)

『50代のアニメ鑑賞記』始めます!

『50代のアニメ鑑賞記』を始めたいと思います(笑)

もともとアニメは嫌いじゃないです。が、アニメ大好き!という訳でもありません。たいしてアニメを観てきたわけでも無いので、面白いネタやマニアックな知識もありませんが、最近の「アニメを観るための環境」の充実を鑑みて、ひとつコーナーを設けてみました。

とても個人的な独り言になってくると思いますし、テキトーでいい加減な内容になるでしょう(笑)。あまり期待しないでくださいね…。

アニメを観る環境が充実してたのに気がついて…

何年か前にAmazonの『Fire Stick』を買ってテレビに繋いでいます。あまり使ってなかったのですが、最近いろいろな事情でいくつかアニメを観る機会があり「なんか、いろんなタイトルが簡単に観れちゃうんだなぁ」と関心しました。

さらに『prime videoアプリ』をスマホにダウンロード!そしたらFire Stickで途中まで観てたアニメの続きが簡単にスマホで観れちゃったりして「こりゃ便利」ってなった次第です。(いや、アニメってシリーズものになってるのが多くて、どんどん”おかわり”することになるでしょ。そんな時に「続きを見る」ができるのは本当にありがたいです)

ということでゆるゆると始めたいと思います〜

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今からガンダムシリーズを見始めるなら『THE ORIGIN』から観たらいいんだと思う

さて今回の作品は、初代「機動戦士ガンダム」以前のエピソードを描いたアニメシリーズだそうです。もともとオリジナル・ビデオ・アニメーション(OVA)だったタイトルを、2020年8月、アマゾン prime video で視聴しました。

パパ
パパ

友達に勧められて『機動戦士ガンダム THE ORIGIN シリーズ(全6話)』を鑑賞しました。

今更「ガンダム観ようかな」って思っても、どっから始めていいか分からなかったんです。

『ガンダム』といったら、誰もが認める『日本のアニメの代表格!』のひとつですよね。

でも、いざ興味をもって「観てみよう」と思って調べてみると、あるわあるわ、とんでもないボリュームのタイトルがだぁーっと現れます。しかもTVシリーズが主なので話数もハンパ無いです。

初代の「機動戦士ガンダム」のテレビ版が放映されたのが1979年だそうで、40年の長きに渡って多くの方々に愛されている作品ですからね。無理もないです。

年齢的には『初代ガンダム世代』に近いはずなんだけど、当時はぜんぜん興味持てなくて観てなかったんですよ

初代が放送された1979年、私は12才でした。周りにはもちろんガンダムファンも沢山居ましたが、どういう訳か、当時TVシリーズを観た覚えがありません。

しばらくしてプラモデル(いわゆる『ガンプラ』)が流行って、友人からの誘いもあったと思いますがガンプラを作った記憶もないです。

でも実は30代の頃に「とりあえずガンダム観てみよう」と思って、初代の劇場版(三部作)のDVDを観た事があります。が、残念ながら内容はすっかり忘れてしまいました(汗)

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とはいえ「『ガンダム』ってどんな話?面白いの?」っていう知りたい願望はずっと心の奥にあって、2020年、52才にして友達から「とりあえずTHE ORIGIN観てみたら」とアドバイスを受けてここにたどり着いたという経緯でした。

『THE ORIGIN』は、とても観やすくてコンパクトに解りやすいのが良かったみたい

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のOVAは2015年から2018年にかけてリリースされたようです。つい最近ですね。

今時のアニメはどれもストーリーの展開が早く、動きも滑らか、かつ状況の説明は丁寧で続けて観てても飽きさせない工夫がされている物が多いですが、そういう点ではこの『THE ORIGIN』もとても観やすかったですね。

いくらか説明的な部分も多かった気がしますが、とりあえず「そういう事だったのね」と納得して次に進む感じは良かったです。

おそらくは、初代『ガンダム』やガンダムシリーズを観てよく知っているファンの皆さんに向けてのエピソード・ゼロ的な作品な訳ですから、そういった方々が納得できる要素をしっかり回収しようと頑張ったものになっているのかな。。と思いますが、私のように逆に「何も知らない」という人にとっても「こういう背景があって、からの、ガンダムシリーズだったのね!」的なオリエンテーションには、うってつけのタイトルだったかなと思います。

初代TVシリーズ第1話を観たら「40年分の隙間」が埋められた感覚に、面白い体験になりました!

さてさて、この作品は初代の『機動戦士ガンダム』に繋がるお話でした。でも当然ながらガンダムファンの皆さんは先に”初代ありき”でこの作品を観ている訳ですよね。

しかし幸か不幸か、私は(一度観ているはずなんですがwww)この『THE ORIGIN』に繋がる『機動戦士ガンダム』のストーリーを知りません(笑)。

パパ
パパ

そこで!初代TVシリーズのガンダム第1話を観てみたんですよ。

いやあ、これは面白い感覚でしたよ〜!。こんなふうに「昔のアニメの第1話を観てみよう!」と思って、その場ですぐに観れちゃうのも環境の進化の賜物ですよね。。。

主題歌がはじまった瞬間、40年以上前の『昔のアニメっぽさ』には、とりあえず大ウケ。

すごいギャップ!さっきまで見てたアニメとはぜんぜん違う次元のロークオリティ。曲の印象もすごく『レトロ』ですよね(ファンの皆さん怒らないでね。時代の差はどうしようもないですから)。

でも、でも、本編が始まってみたら「あっ?これ面白いかも。本当にさっきの続きになってるじゃん!」っていう、すごく不思議な感覚になりました。なんと言えばいいかなぁ。時間を超越した感じというか。うまく言い表せないけど、例えば…

『古いアルバムを開いたら、何故か今の自分がそこに写っていた!!』

みたいな錯覚というかトリックというか、ちょっと気分が上がる”魔法”的な、違和感とも既視感ともちがう高揚感を感じることができましたね。

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作品の感想レビュー

全6章、それぞれ1時間ちょっと。全部観ると7時間くらいかかります。とはいってもTVシリーズものや他のOVAに比べると”それほど長くない”時間で見終わった印象です。

この作品は『機動戦士ガンダム』に始まるガンダムシリーズの基礎となる(と思われる)戦争の始まりが描かれています。辻褄が合わないような点も特に無くて、大筋で”ハテナ?ポイント”はありませんでした。

とは言え、昔から「そもそもガンダムって」と個人的に思ってた部分がどうしても気になっちゃいました(汗)。50代のおじさんはこういう夢のない思考でいろいろつまずきます。。。

”そもそもガンダムって”なんて考えてると楽しめませんよ

”宇宙空間で、宇宙戦艦や人型ロボットがドンパチするってどうなの?”
”宇宙船1台作るのにいくらかかってんの?宇宙艦隊ってっどんだけの規模の費用かけてんだろ。そんなものを砲撃一発でぶっ壊していいわけ?”

なんて、おじさんの野暮な発想よぎる私の頭脳が、この世界観を『受け入れる』か『拒否する』かで楽しめるかどうか、おおきく揺さぶられました。気の持ち方ひとつが面白さを左右しますのでご注意を。

かく言う私の場合は残念ながら『100%楽しめた』とは言えませんでした。仕方ないです。おじさんですから。

ガンダムワールドを楽しむための導入として、とても役に立った気がします

登場人物のキャラ付けにも、同じようなポイントはいくつかありました。でもまあここは大人になって「そういう事なんだから、そういう物だと思って受け入れましょうや」と自分に言い聞かせて観ていけば、7時間くらいかけて慣れて面白くなってきます(笑)

まあ、主人公のシャアさん。50代のおじさんからすると親目線で観てしまいがちになって「こらこら、そんなことしたらダメでしょ」なんていう見方をして、感情移入がなかなか出来ず「こんな子が息子だったら困るな」とか「こんな部下はめんどくさいだろうな」などなど邪念がよぎります。

でもそういうそれぞれのキャラクターの人物像がガンダムを楽しむための基本だし、そういう部分をスルーして「ロボットかっこいい」とか「よくわかんないけど可哀想だね」って感覚だけで観てたところに「この人たちにはこんな背景があるんだよ」とフォローしてもらって「じゃあ初めに戻って、見直してみようか」と思わせて頂けたように感じます。

これ観たら、やっぱり初代『ガンダム』を観なくちゃね

という事で、自分でもびっくりするくらい長文になりました。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』感想レビュー、いかがでしたか(笑)。さて次は初代『ガンダム』観ないといけませんね。

いわゆる『ファースト・ガンダム』。40年前の古〜いアニメです。正直言って今となって観ててきつい。絵や動き、展開のテンポ感、もろもろレトロ感たっぷりです。

リメイクとかされたらいいのにな。

以上、『50代のアニメ鑑賞記』今回はこの辺で。。。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星