当ブロクの運営者が、昔作ったwebゲームをご紹介するコーナー!
『taneゲーム回顧録』です〜!
1996年に立ち上げた『~taneホームページ』で公開したショックウェーブ・ゲームを、旧式のMac(PowerBook G3 “Pismo”)を使って、実際にプレイしている動画でご紹介いたします!
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
taneゲーム回顧録
ショックウェーブで作ったゲームを実際にプレイしてご紹介!
現在ではほぼ動かなくなってしまった『ショックウェーブ(Shockwave)』の技術で作った、数々のミニゲームを、当時のマック(PowerBook G3)で動かして遊んでみたYouTube動画をご覧にいれます。
タネドラII(Tanedra II)1996年5月
パズルゲームです!人気No.1でした(笑)シンプルなルールなのに、ちょっと考えないと解けないっていう“いい感じ”のパズルゲームになりました。
Tanedra II、タネドラ2 (c) Taneda Yosai 1996 / タネドラパズルClassic (c) Taneda Yosai 2000
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一発Games 1996年6月
このゲームはもともとMacintosh Classic II の HyperCard というソフトウェアで作ったゲームをショックウェーブに移植したものです。シンプル「ワンクリック」ゲーム!
一発Games (c) Taneda Yosai 1996
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ノフリック(nofric)1997年1月
ちょっと変わったルールのパズルゲームです。遊び方を説明するのが難しいんですよね(苦笑)。ちょっとルール説明して「わかる」人と「ぜんぜんわかんない」人に二分されます。好きな人は大好き系!
nofric、ノフリック (c)Taneda Yosai 1997
2018年にHTML5でリメイクした「アノフリック」を公開しています!ルールを変更して少しは判りやすくなったのではないでしょうか。ぜひこちらプレイしてみてくださいね!
クリーキ(Creaky)1997年2月
色合わせパズルです。平面のルービックキューブのような動きをします。動きは単純 なハズなんだけど、これがなかなか面白いんです。
Creaky クリーキ (c) Taneda Yosai 1997
このゲームは『クリーキ パズル』というスマホアプリにリメイクしています!iPhoneとAndroidでダウンロードできますので、ぜひプレイしてみてください!
X Locks 1997年3月
グルグル回転する円を操作してアルファベットのコマを揃えるアクションパズルゲームなんですが、これがなかなか曲者で、地道な作業が求められました。
X Locks (c) Taneda Yosai 1997
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HeXaLoC 1997年3月
ロック解除系パズルです。ちょっと単純すぎたかなぁ…いまいち面白くないゲームでしたね(汗)
HeXaLoC (c) Taneda Yosai 1997
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ペニーピンチャー(PennyPincher)1997年4月
むかし駄菓子屋などで、10円玉を入れてパチンコみたいに弾いて「当たり」を目指すアーケードゲームがありました。それをアレンジして作ったゲームです!
ペニーピンチャー PennyPincher (c) Taneda Yosai 1997
このゲームは『おばけの谷 Penny Pincher』というスマホアプリにリメイクしています!iPhoneとAndroidでダウンロードできますので、ぜひプレイしてみてください!
電子レンジ選手権(Micro-wave championship)1997年4月
タイムトライアル系のアクションゲームです。発電機を動かして電子レンジで温める時間を競います。3種目の合計で得点が決まります。正確なマウス操作が問われます。
電子レンジ選手権 Micro-wave championship (c) Taneda Yosai 1997
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Splash 1997年5月
水面に向かって、平たい石を上手に投げると「水切り」が起こりますね。それをゲームで再現したのがスプラッシュ!です。結局はマウスの操作が上手い人が勝ちます。
Splash (c) Taneda Yosai 1997
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震源地ゲーム 1997年5月
キャンプとか林間学校などのレクレーションで行われる「震源地ゲーム」。一人リーダーを決めてみんなリーダーと同じように動いてるのを見て、鬼がリーダーを言い当てるゲーム。
震源地ゲーム epicenter game (c) Taneda Yosai 1997
このゲームは『震源地ゲーム Follow the Leader Game』というスマホアプリにリメイクしています!iPhoneとAndroidでダウンロードできますので、ぜひプレイしてみてください!
わんこクイズ 1997年5月
いぬのクイズではありません(笑)「わんこクイズ」の「わんこ」は『わんこそば』のように次々とおかわりが出てくる…という意味です。
わんこクイズ (c) Taneda Yosai 1997
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フリップファイヴ(Flip Five)1997年6月
こちらも単純ルールのパズルです。慣れてくるとカンタンに解けるんですが疲れてくると間違えますね(笑)暇つぶしにはとても良い無限パズルでした。
フリップファイヴ Flip Five (c) Taneda Yosai 1997
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ピヨロッド(PiyoRod)1997年7月
ミニアクションゲームです。内容はとても単純ですが楽しいゲームになったと思ってました。かわいくてシンプルなので人気がありました〜!
ピヨロッド PiyoRod (c)Taneda Yosai 1997
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パチスロ778 1998年11月
作った当時、パチスロにハマってて「自分でも作ってみよ!」と思ってやってみました。そしたら『こりゃ絶対に勝てないな…』という事がわかってパチスロ辞めました。
パチスロ778 (c)Taneda Yosai 1998
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ウサちゃん雪合戦(Rabbity Snow Balling)1998年11月
とてもシンプルなアクションゲーム。ぴょんぴょん動き回るウサちゃんに雪玉を当てるだけなんだけど、なかなか当たらなくて面白かったんですよねぇ。
ウサちゃん雪合戦 Rabbity Snow Balling (c)Taneda Yosai 1998
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サンタクロースの贈り物 1998年11月
古いアーケードゲームのような雰囲気のミニゲームです。ぱっと見で動きが分かりやすいようにあえてリアリティのある動きを目指して作りました。
サンタクロースの贈り物 The Christmas gift from Santa Clous (c)Taneda Yosai 1998
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渦巻きレスキュー(Tornado Rescue)1999年1月
ハンマーで玉をはじいて、できるだけ渦巻きの内側で止まるように調節します。内側は円周も短く外周を抜けるにはある程度速度も必要なので、まず100点はとれませーん。
渦巻きレスキュー Tornado Rescue (c)Taneda Yosai 1999
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エアボウリング(air-bowling)1999年2月
見た目は「ボウリング」ですが、遊び方は「ブロック崩し」です。静かにスーッとすべるボールが癖になります。
エアボウリング air-bowling (c)Taneda Yosai 1999
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ふりふりマンポ計/SWTT 1999年3月
単純なゲームを2本。万歩計…振りますよね(笑)。ストップウォッチ…ぴったり10秒に止めようってがんばりますよね(笑)。それです、それそれ。
ふりふりマンポ計 Manpo-K (c)Taneda Yosai 1999 / SWTT (c)Taneda Yosai 1999
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アミダボム AMD-005(AMIDA BOMB)1999年5月
爆弾を解除!配線されたケーブルを、間違えずに1本カットするパズルゲーム。ハラハラどきどきです。慣れてくるとパッと答えが判って気持ちよかったんです!
アミダボム AMIDA AMD-005 (c) Taneda Yosai 1999
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シリン(cylin)1999年12月
螺旋状に並んだボールを順番通りに並べ直すゲームです。「シリン」っていうのは「筒」を意味するシリンダー(Cylinder)から取りました。
シリン cylin (c) Taneda Yosai 1999
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taneゴルフ(taneGolf)2000年1月
このゲーム、すごく頑張って作ったんですよ〜。久々にやってみたらやっぱり面白かったんですが、もうプレイできなくなってとても残念です。
tane GOLF (c) Taneda Yosai 2000
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NJ 2000年1月
『NJ』とは Number Jockey の略。ゲームとしては未完成ですが、作者のお気に入りのゲームでした。
NJ (c) Taneda Yosai 2000
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質問ロボット 2000年5月
これはですね、未完です。どういう仕立てにすればいいかなぁと考えてるうちにいろいろ忙しくなっちゃって…。趣味と仕事、ドッチガ大切?(笑)
質問ロボット (c) Taneda Yosai 2000
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taneゲーム回顧録
いかがでしょうか?
いやぁ、結構沢山作っていましたね〜。懐かしいです。よく覚えてるゲームもあれば「あれ?こんなの作ったっけ(笑)」みたいなゲームもありました。
当時は結構人気あったんですよ〜。っていっても趣味の世界でしたからね。アクセス数はそこそこあったと思いますがホームページからの収益などはぜんぜん…
いまではもうプレイできないwebゲーム…
1990年代、Macromedia(マクロメディア)という会社から『Director(ディレクター)』というソフトが出ていました。
マルチメディアのオーサリングソフト…って言ってたかな?。画像と音、アニメや映像も扱えて『Lingo』という独特なプログラミング言語のようなコードが扱えて、コンピュータで情報を見せるソフトを作るためのソフトでした。
画期的だったのが『Shockwave(ショックウェーブ)』というブラウザ用のプラグイン。ショックウェーブのおかげで、ディレクターで作成したコンテンツをwebブラウザ向けに公開することができました。
しかしその後、マクロメディア社がAdobe(アドビ)に吸収されて2010年辺りでアップデートも終了。ショックウェーブ・プラグインも脆弱性の問題を多く抱えて2017年でサービス終了。現在ではほとんどのプラットフォームで動作しなくなってしまいました。
すごく残念です。ディレクターで沢山ミニゲームを作って公開していたのに、全て時代遅れの使えないデータになってしまいました。
そんなわけで今では動かすことができなくなってしまったゲームを、当時私が使っていたマックG3のノートブックで動かして、懐かしのプレイ映像でご紹介しようという試みです。
ひとりでぜ〜んぶ作ってました!
私はもともとデザイン系で、絵を描いたり文字をデザインしたり、ソフトのメニュー画面を描いたりしてました。プログラムとかはぜんぜんできなかったんです。
でもマクロメディアのDirectorに出会ってからはいろいろ勉強して、ゲーム作りにハマりましたねぇ。とても楽しかった。
Directorはできる事は限られてたけど、当時の自分にとっては十分な機能を持ってました。デザイン系だった私にぴったりなソフトウェアでした。
見様見真似でいろいろやりながら、本を読んだり、他の人が作ったゲームを見たりして「これはどうやって作るんだろう?」と思ったことを試行錯誤で組み立てていく作業は、プラモデルを作るような感覚に近かったように思います。
Directorを使う以前に、Apple社のマッキントッシュに当時バンドルされていたHyperCardというソフトも少し使っていました。1ビットカラー(カラーっていうか白と黒だけ)の画面で、ちょっとだけプログラムっぽいコードが使える『マルチメディアソフト』でしたが、このハイパーカードというソフトと当時のDirectorが結構似ていて、しかもDirectorを使えばインターネットのブラウザでプレイできるゲームが作れるというので、飛び付きましたね。
ソフトウェアはとても高価だったと記憶してます。もういくらだったか忘れちゃったけど…。
まぁ感覚的には、憧れのギターを手に入れて、自分で作詞作曲してカセットテープに録音して自称“シンガーソングライター”気取りでデモテープを聞かせまくってる様な楽しさかな(笑)
当時はこんなゲームにもいろいろ引き合いがあり…
公開したゲームの数がすこし増えてきたころ、とある大きな企業から「ゲーム使わせて欲しい」と連絡をもらいました。
「ショックウェーブのwebゲームを集めたアーケードサイトを運営していて、ゲームを提供してほしい。もし新作が作れるなら沢山作ってほしい」という事でした!
これは嬉しかった!めちゃめちゃ嬉しかったですよ〜。お金がもらえるもの嬉しかったけど、なんというか採用してもらえる事と、たくさんの人にプレイしてもらえるステージに乗れたのが心底嬉しかったですよ。
この一件を皮切りに、いろいろなお話をいただきました。
イギリスのテレビ局のwebサイトに載せたい!とか(自慢!)。あ、そうそう、マクロメディアから声かけいただいて「Site of the week」に選んでいただき、次のアップデートの時にDirectorのソフトウェアにバンドルされたCDROMに入れていただいたもの、嬉しかったなあ。
ゲーム作るのって正直大変なんですけど、また作りたいな
今回、この企画をはじめて「またゲーム作りたいな」って思ってます。
最近はAdobe Animate CCっていうソフトウェアで、webコンテンツやスマホアプリを作る勉強をしています。いくつかスマホアプリのリリース、webブラウザでプレイできるゲームや実験的なコンテンツも作りました。
新しく作ったアプリやブラウザゲームのベースにはここにあげたtaneゲームがあります。まだ作れていないゲームも沢山あります。
今回『回顧録』でご紹介するにあたって、昔のパソコンを引っ張り出して実際に動かしてみましたが「ああ〜、これ全部遊べる様にしたいなぁ」って思いました。
スマホアプリはかなりハードル高いですが、ちょっと前からやりはじめたHTML5のブラウザゲームならどのゲームも遊んでもらえるかな?と。。。
できたら収益化もできたらいいんですけどねぇ。良い方法があったら知りたい…