今日はパパが持ってる“横乗り系ローラースケート”をご紹介します。
それにしても、この題材でよくこんなかっこ悪い動画が撮れたもんです(汗)
横乗り系ローラースケートとは
私が勝手にフリーラインスケート(Freeline skates)の仲間(?)を“横乗り系”と称しているんですが、一応こんな特徴があります。
- 2台のボードに片足ずつ乗る
- 進行方向は横向き
- 両足を前後に動かして推進力を発生し、乗ったまま前進する
5種類のスケートを簡単にご紹介
乗り方
横乗りローラースケートの基本的な動き
乗り方を簡単に説明すると、左に進む場合、内股にして右足を後ろ、左足を前に動かします。そして左足が右足よりも前に出たら外股にして、右足を前に、左足を後ろに動かす…これを繰り返すと推進力が生まれます。
この動きができるようになるのに二週間かかったよ
ワタシはすぐにできたけどね〜
難しいけど、意外に転びません!
これはかなりオススメポイントだと思うんですが、実はこれらの横乗り系ローラースケート、練習していて転倒したことはほとんどありません。
というのも、バランスを崩した時に足を取られるよりも先にボードから落ちてしまうので、両足をすくわれることがないんですね。
ブレイブボードやスケボーは両足がボードに乗っているので、バランスを崩すと両足がすくわれて尻餅をつきます。普通のローラースケートやインラインスケートはバランスを崩してもスケートが足から離れないのでそのまま転んでしまいます。
その点、これらのスケートは基本的に片足ずつボードの上に乗っかっているだけなので、うまく乗れていないとすぐに片足が地面に落ちてしまい、結果として転倒しないで済みます。
「安全」とか「乗りやすい」とかとは全然別の話なのですが、転倒しないというのはおじさん的には助かりました。
ポケットボード JK-200
JD RAZOR Pocket Board JK-200
【初心者にオススメ】とてもコンパクトなスケートです。ウィールがキャスターになっているので一方にしか進みませんが、とても乗りやすいです。この大きさでも85kgのおじさんが乗っても滑れます(笑)
構造的には子供達がよく乗っているキャスターボード(リップスティックやブレイブボード)を片足ずつに分離したようなものです。上に乗って両足をプルプルと動かすだけでも前進します。
ウィールの直径が5センチほどしかないので路面の凸凹にはとても弱く、荒れたアスファルト上ではなかなか乗れません。またベアリングがあまり回転しない設定になっているようで、スピードはぜんぜん出ません。
しかし逆に小回りが効くので、非常に狭い場所でも乗ることができます。
家の中でもスイスイ乗ってるよ〜
邪魔なので、あんまり室内(6畳)でスイスイ乗らないでください
ダブルドラゴンボード
DOUBLE DRAGON BOARD
【初心者にオススメ】ウィールがキャスターになっているタイプのスケートです。一方にしか進みませんが、初めての方でも比較的乗りやすいと思います。上で紹介しているポケットボードの大人版という感じですが小学1年生でも十分乗れます。
実はこの商品は「エクスライダー」というスケートのコピー商品のようです。こちらも構造的には子供達がよく乗っているキャスターボードと同じで上に乗って両足をプルプルと動かすだけでも前進します。
ポケットボードに比べて、ウィールが大きくベアリングもスムーズなので乗り心地が軽いです。ちょっと軽すぎて不安定な感じもしますが慣れてしまえば自由に動けますね。
WCPドリフトスケート
ドリフトスケート(フリーラインスケート)
【本格的に楽しみたい方にオススメ】ドリフトスケート(フリーラインスケート)です。正確にはフリーライン…は商品名だそうで、FreeLine社以外のフリーラインスケートはドリフトスケートなんだそうです。私の持っている2種はいずれもWCPの安いモデルです。
構造はとても単純で、小さなボードに固定されたウィールが2つ付いているだけです。進行方向も左右どちらにも進めます。
乗り心地はしっかりしていて地面をしっかり掴んで前進するようなイメージです。スピードもかなり出せます。一度こちらに乗ってしまうとキャスタータイプのスケートは軽く動かせる分、不安定な気がしてしまいますね。
緑色の縁があるほうはよく見かけるタイプで、本体はアルミ合金でできているそうです。緑の縁取りはシリコン製の“専用エッジプロテクター”です。
黄色い方はボードが樹脂なのでちょっと厚みがあるけど落とした時にカラカラと音がしません。
はじめにポケットボードで練習して二週間かかって乗れるようになって、そのあとドリフトスケートで練習して、やっぱり乗れるようになるのに二週間かかったですよ。
乗れるようになっただけでもよかったじゃない?よくがんばりました(笑)
経験者の方に聞いてみると、やはり「どうせ練習するなら最初からフリーライン始めた方がいいよ」という方が多いです。
フリーライン(ドリフト)スケートは上達するとトリックもいろいろできるようになって奥が深いスポーツなので、腕に自信ありという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
オービットホイール
Orbitwheel オービットウィール?
不思議なかたちのスケートです。大きなウィールが4つのベアリングに支えられていて、ウィールの中に足を差し込んで乗るタイプです。
進行方向は左右どちらにも進めます。大きな円で地面に接しているので接地面が“点”に近く、フリーラインスケートの感覚で漕ぎだすとフラフラして進行方向が定まらない不安定感があります。
フリーラインでは接地面がしっかりしていて、足をねじる動きをするのに苦労したのですがオービットホイールは逆に簡単にふらふらねじれてしまうので推進力を得られる向きに留めておくのが難しいです。おまけに横方向にもねじれるし、輪の中に足をつっこんでいるのでバランスを崩した時にうっかりするとスケートが足にからまって転倒します。
PRビデオでは「芝生の上やラフな路面でも滑れますよ〜」としています。ウィールの直径が大きいので上達したらそんなこともできるようになるのかもしれませんが、私はまったく前進することができませんでした(苦笑)。
まとめ
今回は、横乗り系ローラースケートをいろいろ紹介いたしました。というか紹介したスケートがみな安物ばかりですみません(汗)。しかしエントリーしやすい商品が多いのは嬉しいことですよね。
すぐに乗って楽しみたい方は…
【キャスタータイプ】
ポケットボード
ダブルドラゴンポード
横乗り系には自信がある方は…
ドリフトスケート
(フリーラインスケート)
私「安物買いの銭失い」的性質があるんですが、今回はどれも楽しめてますよ。みなさん是非おためしくださいね〜
他にもこんな商品もあるので、ご参考までに…
本家のフリーラインスケート
本家のエクスライダー
リップスケート キャスタータイプで2つのスケートを連結するバーがあります
スケートサイクル オービットホイールが繋がったような乗り物
JD Razor の小型スケート。ウィールがキャスターになっていて進行方向が決まっています。狭い場所でも乗れます!
Xliderのコピー。こちらもウィールがキャスターで進行方向が決まっています。
ウィールの中に足を入れる!?タイプ。ウィール直径が大きいのが特徴。
いわゆるフリーラインスケート。シンプルな構造で乗り初めは難しいけど安定感がある。