『やよいの青色申告オンライン』の入力方法を解説したYouTube動画を作りました!
家事按分の入力 やよいの青色申告オンライン 個人事業主の「自宅兼事務所」事業割合の按分ガイド! 「住宅ローン」の利息も経費に?!
2020年分の「青色申告」に対応した入力方法を、できるだけ判り易くコンパクトにまとめてみました。
お役に立てたら嬉しいな。
住宅ローンを10年以上払ってる方!
住宅ローンなどの利子(利息)の一部が確定申告の経費になるって知ってましたか?
2)住宅ローンを初めてから10年以上経っている
こんな方は、毎月払っている住宅ローンの一部を経費にすることができるかもしれません。
具体的な入力方法は、動画の中で解説していますので是非↑こちらをご覧ください!
住宅ローン控除の期間が過ぎていてもOK
確定申告で「住宅ローン」といえば『住宅ローン控除』ですよね(意味不明ww)
でも私の場合、10年以上前にこの家を住宅ローンで購入していて、とっくの昔に「住宅ローン控除」は終了しました。しかも住宅ローンを組んだのはサラリーマンをやっていた頃だったので、給料の年末調整で住宅ローン控除してもらってました。
住宅ローン控除の期間は10年。でも住宅ローンは35年ローンで組んだので、控除は終わってもローンはまだまだ続きます。
毎月毎月、住宅ローンにお金を払っています。いや、もはや住宅ローンを支払うために働いていると言っても過言ではありません!
自宅兼事務所として使っている家の住宅ローンについては、その家の事業割合に応じて、利子(利息)分は経費にすることができます。
注意が必要なのは、経費にできるのは「利子だけ」という事ですね。
住宅ローンの利息は毎月変化しています
毎月、あなたは住宅ローンにいくら払っているか知ってますか?
それは流石に知ってるよ!
それでは、毎月支払っているローンのうち、利子はいくらか知ってますか?
これ、住宅ローンの「ご返済予定表」のサンプルです。この予定表のなかで注目すべきは「うち利息」という項目の数字です。
この予定表の場合は、1月にボーナス時の返済と、毎月の合計金額は一定になっています(元金と利息を足した金額ですね)。
月々の返済合計は変わらないのに、利息(利子)は毎月変化しているのがわかりますか?毎月元金が少しずつ減っていくのに伴って利息が再計算されて、ちょっとずつ利子が減っていく訳ですね。
ちなみに、利子と利息の違いとは!
利息はお金を貸してる側が受け取るお金の事。
利子は借りてる側が支払うお金の事だよ!
支払った利子の確認方法:『ご返済予定表』を無くさないように注意しよう!
ウチの場合、変動金利なので半年毎に『ご返済予定表』が銀行から送られてきます。郵送で封筒に入れて送られます。
この『ご返済予定表』が唯一の確認方法です!
もし「ご返済予定表」をなくしてしまったらどうしたらいいですか?
今年の正月にこれが気になって気になって、まだ銀行始まってないので「知恵袋」で質問したんですが、結局のところ「ご返済予定表」がほぼ唯一の確認方法でした。
銀行によっては、口座引き落としの際に元金と利息を別項目で記帳するところもあるそうです。私が使ってる銀行は引き落とし金額しか出ず、おまけに最近は3ヶ月前までしか見れない…
「一昨年の12月時点での“残高”から、去年の12月時点の“残高”を引くと、支払った元金がわかる。小学校の算数です」
というご意見もありましたが、去年や一昨年の残高を知るにも「ご返済予定表」が必要です。
正月休みが終わって、銀行が業務を始めたので電話で銀行に問い合わせてみました。
去年1年間で住宅ローンの利息をいくら払ったのか確認したいのですが…
はじめにwebサイトから、問い合わせ電話番号にかけてみたら「恐れ入りますが、住宅ローンをあつかっている支店に直接お問い合わせください」との事。
しかたないので支店にかけたら…
直接ご来行いただきまして「支払い利息証明書」の発行を依頼してください。書類作成は手作業になりますので発行には数日かかります。
直接行かないで発行お願いできるか?聞いたら「依頼書を郵送するので内容を記入して返送すれば対応します」とのことでしたが、時間もかかるし、たぶんお金もかかるんじゃないかな。。
利子のうちの、事業割合の分が経費になります
月々変化する住宅ローンの利息は、会計ソフトに入力するだけでも面倒な項目ですね。しかも実際に経費にできるのは「事業割合で按分」した数字だけです。
具体的に先の「ご返済予定表」で見てみると…
6月のローン支払いは ¥98,014 ですが、その中の利子は ¥31,307 ですね。そして仮に事業割合が30%だったとしたら、経費にできるのは ¥9,392 ということになります。
31307 x 30% = 9392.1
家事按分のやり方がわからない。ぜんぜんわからない!こまったー!
何を隠そう確定申告初心者な私。そもそも、青色申告のやり方自体がよくわかってない。
でも最近は会計ソフトでちゃちゃっとやれば、帳簿とかわからなくても誰でもカンタンにできるらしいよ
だよねだよね。って事で1年無料で使える「やよいの青色申告オンライン」でやってます。
参考書も買いました。
ところがですねー。この「住宅ローンを経費にする方法」がどこにも書いてないんです。
光熱費や通信費を按分して経費にする方法はすぐに判りました。おそらくこういった経費は多くの人が必要としてるんでしょうね。しかし「住宅ローンの利子を按分して経費にする」というケースは、あまり需要がないのでしょうね。
2)住宅ローンを初めてから10年以上経っている
とは言え、これに該当するという方は沢山いらっしゃると思うんです。実際私もここに当てはまります。そもそも住宅ローンの一部を経費にできるということを知らない方も多いのかもしれない。
『家賃や住宅ローンの利息は家事按分で経費になります』っていうけど…
家賃や、住宅ローンの一部も経費にできます!
それは判ったけど、どうやって入力したらいいの?
でも、ちょっとググってみると「住宅ローンの一部も経費にできますよ〜」という情報はすぐに出てくるんですよ。先に書いたような計算方法もすぐに見つかりました。
事業割合の具体的な算出方法なんかも、わりとすぐに見つけられたんですね。
でも、問題は やよいの青色申告オンライン でどうやって入力すればいいの?っていう話なんですね
地元の「商工会」で詳しくレクチャーしてもらいました!
何を隠そう、私は今回 はじめて「青色申告」にチャレンジするんですね。やよいの青色申告オンライン も只今『初年度0円』の期間なんです。
初年度0円で使う場合、使い方サポートやチャットサポートは受けられません。(もちろん有料プランにすれば丁寧に教えてもらえると思います)
メジャーなソフトだから、ネット検索すればいくらでも情報あるんじゃね
ところがですね〜、結局いくらがんばって探しても、今回の『住宅ローンの利子を按分して経費にする入力方法』が分からなかったんですよ。
そこで、一か八か!地元の商工会に飛び込んでみたんです。
すみません…今年はじめて青色申告に挑戦しようと思ってるんですが、どうしても分からないことがあって…
「やよいの青色申告オンライン」使ってるんですね?だったらここで開いて、見ながら確認してみましょうか?
クラウドアプリって便利ですね!ログインできるPCがあれば、どこでも入力内容の確認や変更ができるんですからね。
という訳で、今回のこの案件については商工会の方にご協力いただいて、無事にやり方がわかった!という次第です。
初めての“青色申告”
2020年。世間は新型コロナウィルスでガタガタでしたね。
それはさておき、友達からの強いお誘いを受けて「青色申告」をすることになりました。
絶対絶対!確定申告は『青』でやりましょう!
ええ〜、できるかな?何すればいいの?
4年ほど前に務めていた会社を辞めて、2019年は白色申告ではじめての確定申告をしました。
税務署に書類を出しちゃった
そして2020年になって税務署に開業届を出して、青色申告承認申請書も提出。
こんなやつです。
これを出さないと、青色申告はできません。
経費が…た、足りない
コロナの影響で「持続化給付金」やら「○○助成金」やらで、お金にまつわるいろいろをやらなきゃならない状況になったことで…
今年は青色申告するんだよなぁ。ついでにちょっと準備してみるか
と思い立った11月(おそ!)
帳簿はもちろん、領収書の整理すらまったくしていなかった状態だったのですが、勝手な目算がありました。
経費になるような買い物は、ほとんどAmazon使ってるから領収書なくても大丈夫〜!
Amazonの購入履歴を見ながら、登録すませた「やよいの青色申告オンライン」に数字を入力していったのですが…
経費がぜんぜん足りないかも…
せっかく「青色申告」するからには、源泉徴収された税金をすこしでも還付してもらいたいじゃあないですか?!(幸いウチの取引先はちゃんと源泉徴収してくれてるところが多いので)。
ところが「えい!」って感じで経費を積んだところ、還付どころか追加で税金払わないとダメな感じになってしまったんです〜 ※実際は計算方法まちがってて、それほどでもなかったんですが
ズボラな性格ですからね。こんなことじゃまともに確定申告できるかどうか…ましてや「青色申告」なんて、本当に私にできるのか?と 焦りましたよ。
時間をかけて、ちゃんと取り組めばいいんだと思います
今年分に限って言えば、準備不足はいなめません。が「やよいの青色申告オンライン」のおかげでなんとか目処が立ちました。なにぶん初めてのことだったのでいろいろ判ってくるのに1週間くらいかかりました。
途中で商工会の方にいろいろレクチャーしてもらえたのが大きかったです。
いろいろお世話になりました。これからもよろしく!
こちらこそ!
確定申告は提出期間も決まっているし、私のように普段からお金についてズボラな方は、余裕を持って取り組んだ方がいいですよ〜
やよいの青色申告オンライン
最後に「やよいの青色オンライン」ですが、やっぱり便利なんだと思います。ほかの会計ソフトも同じように便利なんだと思います。
カードリーダーも買いました
私が使っているパソコンはMacですが、eタックスをするためにカードリーダーも買いました。
最初は「あれ?使えない…やっぱMacじゃ無理か」と思ったら、接続変えたら動きました。
USBハブは使わずに、Mac本体のUSBに直接つなげたら動きました!
おなじような環境の方は↑試してください。
これで(おそらく)e-taxで申告して65万円控除が受けられるハズ!
くれぐれも余裕を持って準備しましょう!
今回は以上でーす!
みなさん!確定申告、がんばりましょう!わからないことは商工会や青色申告会や税務署で聞いてみるのもいいですよー!