本を補修してみました
洋書(ペーパーバック)のヴァイオリン教則本が崩壊寸前になってしまったので、ちょっと本気出して修理することにしました。
YouTube動画
補修の様子をYouTubeに公開しました。ぜひご覧くださいね
カールフレッシュが壊れたー!もう練習できませーん!
大丈夫、すぐに直します!ってか練習サボるんじゃありませんよー!
娘が毎日使っているスケール(音階)練習用の教本。音階だけの楽譜なのにこの厚み?!買い換えると結構な値段だし、大人になっても使えるような教則本なのでしっかり修復しましょう。
ペーパーバックの洋書ってすぐ分解するんですよ
ペーパーバックとは、表紙の紙を糊で接着しただけの簡易製本された本のこと。国内の本も同じような製本で販売されているものが結構多いです。
でもなぜか洋書の(特に楽譜)はバラバラに分解しやすい気がします。これって製法の問題もあるけど厚みがあって、譜面台に乗せるときに「これでもか!」ってくらい開いて使うのが原因なんでしょうね。
表紙が分離してます
横のページから剥がれてきています
ホットボンドとグルーガンで補修します
簡単に言っちゃえば「背表紙をホットボンドで貼り直し」するんです。
分解している部分、もともとの糊が付いているんだけど隅っこの剥がれている部分に十分な糊が浸透していないようです。無理やり開いて剥がれてしまったということなんでしょうかね。
そこで、接着できていないページにホットボンドを追加、アイロンを当ててきっちり綺麗に糊を浸透させれば完了です。
2枚の木片をFクランプで背表紙の部分を挟み込んで固定しています。ちょうどそこにあったダンボールにひっかけて宙吊りにしています。
本当はこんな道具があったらいいんですよね〜
これがあったら自分で本が作れるようになるぞ!
いりません、っていうかこれ買うお金で何冊教則本が買えるんですか!
まとめ
わお!パーフェクトじゃん!新品同様だね
それは言い過ぎだと思うけど、たしかにちゃんと直ったね
すごい!どうやって直したの?
『新品同様』は確かに言い過ぎかもしれませんが、分解寸前だった教本はしっかり合体して当分の間は崩壊することはなくなりました。
たかだか教則本の修理にちょっと本気出し過ぎた気もしますが、これはこれでちょっとしたDIYを楽しんだ感じで一石二鳥(…ちょっと意味違うかも)でした。
以上、お疲れ様でした。