趣味の天体観測のはなし。
月と土星を天体望遠鏡で観てみよう
今年(2018年)土星が見れるラストチャンスかもしれなかったので撮影しました。
今年の夏は惑星の観測に恵まれた年でした。
上の記事にもある通り、夜空を見上げると西から金星、木星、土星、火星がずらりと並んで輝いていました。
ひさしぶりに天体望遠鏡を持ち出してムスメの友達一家を誘って近所のスーパーの屋上駐車場で4つの惑星と月を観測して遊んだりしました。
残念ながら11月に入って金星、木星は見えなくなってしまい、土星も11月下旬には太陽に近くなって観測は難しくなります。
というわけで、日没直後の午後5時半ごろを狙って撮影準備しました。
ひさびさの快晴で、西の空もほとんど雲がありません。絶好の観測日和です
撮影準備
写真が暗くて見辛いですね。すみません。
うちの望遠鏡です。鏡筒はビクセン VMC110L、架台はビクセン ポルタIIです。VMC110Lはもう生産終了してしまったんですね。ちょっと寂しいです。
ビクセンのユニバーサルアダプターをちょっといじってiPhoneをセットしました。
写真です
今回はこれでも割とよく撮れたほうです(苦笑)
何はともあれ、みてください!土星です!わかりますか?土星ってあの輪がついている惑星です。
昨日ググって初めて知ったのですが、iPhoneのカメラで露出が調節できるんですね。いつも天体写真を撮ろうとすると被写体の星がテッカテカに光ってしまって撮影しても何が写っているのかわからない事が多かったのですが、露出調整したらかなりいい感じに撮れました。
今後の課題
天体望遠鏡で星を観るのって楽しいんだけど、なんとも中途半端に大変です。
その気になったらすぐに観れるんですが、三脚と鏡筒を運び出して組み立てて調整して…というのが、ちょっとの手間とは言えど、おっくうでもあります。
写真に撮ろうとなるとさらにハードルがあがります。スマホをアダプターにセットすればすぐに撮影できるかというと、そうではないからです。
私が使っている望遠鏡は入門〜初心者むけ程度のセットですが、鏡筒はイマイチです。VMC110Lはカセグレン方式という反射望遠鏡なんだけどiPhoneのカメラを接眼レンズに近づけると鏡筒の内側の副鏡が写って被写体の星が見えなくなることがあって、そのおかげでセッティングが非常に厄介です。肉眼で観ている限りはあまりきにならないんですけどね。
ということで、とくに写真を撮ろうと思っているなら屈折式です!
これなんか安くて良さそうでしょ
架台のビクセン ポルタIIはとても気に入っているんだけど、重い。その点 “A70Lf” とセットの “ミニポルタ” って使ってみたいですね。
それからスマートフォンをもうすこしスマートにセットしたいなあ…
今日のところは以上です。